女子プロゴルフ界で「黄金世代」の一員として注目を集める小祝さくら選手は、
天然なキャラクターとユーモアあふれる発言でも多くのファンを魅了しています。
彼女の活躍の背景には、
幼少期からのたゆまぬ努力と、母親の献身的な支えがありました。
小祝さくら 母親
ゴルフを始めたきっかけは?
彼女のゴルフキャリアは、母親である小祝ひとみさんの存在なしには語れません。
さくら選手が8歳の頃、宮里藍選手の大ファンであった
母親の影響でゴルフを始めました。
母子家庭で育ったさくら選手は、
「お母さんと一緒にいたかったから」という理由でゴルフを始めたと語っています。
お母さんっこのさくらさんらしい、かわいらしいきっかけだったんですね。
母親ひとみさんの支援と指導
母親のひとみさんは、女手一つでさくら選手と弟を育てるため、
昼間は建築関係や保険のセールスなど様々な仕事を経験し、
夜は札幌市内でスナック「snack tiara」を経営していました。
深夜3時、4時まで働くという過酷な生活を送りながらも、
娘のゴルフ費用を捻出し、プロテストのための「ゴルフ貯金」を続けていました。
ひとみさんの指導はスパルタと称され、気が緩んだプレーには厳しく、
練習を怠ける際には叱咤激励したと言われています。
さくら選手自身も、その厳しい指導に
「ゴルフをやめたいと思ったことがありすぎて、数えきれません」と振り返っていますが、
それがプロとしての道を切り開く力になったのかもしれません。
小祝さくらさんの家族
家族構成
小祝さくら選手の家族構成は、
母親のひとみさんと、8歳年下の弟・歩夢(あゆむ)さんです。
両親はさくら選手が幼い頃に離婚しており、
父親についての詳しい情報は公表されておらず、現在交流があるかも不明です。
小祝家には「プロレス観戦」という共通の趣味があり、家族全員がプロレス好きです。
家族全員が共通の趣味をもてるって、意外とありそうでないものですよね。
弟
小祝さくら選手には、8歳年下の弟、小祝歩夢(こいわいあゆむ)さんがいます。
歩夢さんは現在、プロレスラーを目指してレスリングの練習に打ち込んでいます。
幼い頃にゴルフ経験もあるものの、現在は格闘技の道に進んでいます。
さくら選手と歩夢さんの関係は「ケンカが絶えない」と本人が語るほどで、
「口を開くとケンカするので喋らない」と話すこともありますが、
お互いにスポーツに打ち込む姿を見て、刺激を受け合っているとされています。
結婚、国籍
小祝さくら選手の国籍は日本です。
トッププロとして活躍され、また天然キャラでかわいい一面のある
小祝さくらさんには結婚や彼氏の噂がたえませんが、
現在(2025年6月)のところ、小祝さくら選手は結婚されておらず、
旦那さんも彼氏もいないようです。
まだしばらくはゴルフに専念されるのでしょうか。
スイング
小祝さくら選手は、プロ転向前の2016年から辻村明志コーチに指導を受け、
ツアー通算6勝を達成しました。
2021年にはスイング改造のため辻村コーチとの師弟関係に区切りをつけ、
2022年からは吉田直樹コーチと契約し、
兵庫県に通いながら新たなスイングに取り組んでいます。
吉田コーチはさくら選手を「練習熱心で休むことを知らない」と
評価しており、その向上心の強さがうかがえます。
小祝さくら選手の経歴と活躍の秘密
経歴
さくら選手は1998年4月15日生まれの「黄金世代」の一人です。
北海道北広島市出身で、8歳でゴルフを始めました。
幼い頃は運動が苦手で、徒競走はいつもビリ、習い事のダンスも
半年でやめてしまうほどでしたが、ゴルフは続けられました。
中学時代には「札幌リージェントゴルフ倶楽部」の正会員となり、
毎日夕方に練習に通いました。
高校は通信制の「飛鳥未来高等学校・札幌キャンパス」に進学し、
ゴルフに集中できる環境を整えました。
2017年にはプロテストに一発合格し、
プロとしてのキャリアをスタートさせました。
ツアー通算11勝を挙げており、2024年シーズンは「アクサレディス」で単独2位、
トップ10入り8回など、安定した成績を残しています。
強さの秘密
彼女の活躍の秘密の一つには、「天然キャラ」があります。
プロテスト初日にスコア「77」と苦戦しても
「そういうこともあるのかなって」と冷静にコメントしたり、
男子ツアー観戦後には「つかめるものはあまりなかった」とあっさり答えたり、
優勝会見で「人生で一番嬉しい日ですか?」と聞かれて
「いえ、去年、ファンのBTSのライブのチケットがいい席だったときのほうがうれしいです」
と答えるなど、で周囲を和ませ、その飾らない人柄が人気の要因のようです。
小祝さくら選手は、その実力、ユニークなキャラクター、家族の支えによって、
今後もゴルフ界でさらなる活躍が期待される選手です。
これからも応援していきたいと思います。
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